我が家のピッキング対策は鍵を二種類つけることです

僕の家族は自分を入れて4人で、定食屋を経営している両親と、3歳下の妹と一緒に暮らしています。父や母がやっている定食屋は、大阪のいわゆる「下町」にあり、住居もそこから歩いて10分程度の距離にあります。要は僕たち一家は大阪の庶民的な地域に、ずっと住んでいるのです。
この地域、一般的に言われている通り「義理」や「人情」に厚い、僕にとっては住み慣れた良い街なのですが、どうも最近は「空き巣」などの犯罪が増えてきました。先日も同じ町内で泥棒が入った家が出て、回覧板で「防犯対策を強化しましょう」などと連絡が回ってきたほどです。
うちも日中は両親は店の方に行ってしまいますし、大学生・高校生の僕と妹は、帰宅が遅くなることも多く自宅は留守がちです。このためウチでは、空き巣対策、ひいてはピッキング対策として鍵を二種類つけることにしました。

一つは玄関ドアに元から付いていた昔ながらの「シリンダー錠」ですが、もう一つは外付けではあるものの、一般的にピッキングがしにくいとされている「ディンプルキー」方式です。家に帰った際に鍵を二つ外さないといけないという手間は増えますが、その分安心感は増します。少しの手間など、自分の家に泥棒が入りにくくなるという安心に比べれば軽いものだとの判断です。

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